特集 秋は叙勲の季節②~叙勲式のフォーマルウェア
今回は、叙勲特集の2回目です。
叙勲式や叙勲パーティーなどに出席する場合、どんな服装がふさわしいのでしょうか。
勲章や褒章は、内閣の助言と承認に基づいて、天皇陛下から授与されるものですから、
叙勲式の服装は、正礼装で参加するのがマナーです。
中でも、我が国最高位の勲章である、大綬章を賜る場合の正礼装は、昼間の式典の場合、
男性: 燕尾服
女性: ローブモンタント
となります。
男性の燕尾服は、みなさんもよくご存知だと思います。
上着の後ろの裾がツバメの尾のように2つに分かれているスタイルですね。
ズボンは脇の部分に、絹地でできた側章といわれる2本のラインを施してあり、ベストと蝶ネクタイは白。
では、女性の「ローブモンタント」というのは・・・・?
あまり聞きなれない服装ですよね。
百聞は一見にしかず。
紀子様がお召しになられているこちらが、ローブモンタントのファッションでございます~。
長袖で、肩も胸元も出さないドレスで、白い手袋とお帽子を着用します。
「ああ、このスタイルね」と、思われた方も多いでしょう。
雅子様もお召しになられていますね。
そういえば、2010年秋に、女性初の桐花大綬章を授与された扇千景さんも、
叙勲式のときにローブモンタントで出席されていました。
もうすぐ今年の勲章受賞者が発表されると思いますが、叙勲式や園遊会などの模様がテレビで放映されたときには、
式に参列している方たちのファッションにも注目してみてください。
フォーマルロングドレス(アフタヌーンドレス)を多くお取り扱いしている M&V for mother へも、この時期は叙勲式でのご衣裳の相談が増えてまいります。
大人の女性の体型を美しく見せて露出を控えたフォーマルロングドレス(アフタヌーンドレス)は、ご結婚式に参列される新郎新婦のお母様だけでなく、このようなフォーマルシーンでもご利用いただけます。
実際、叙勲式にご出席される女性が着用する正礼装は、「アフタヌーンドレス」が正式とされています。
では、アフタヌーンドレスとは・・・?
ローブモンタントを原型にした、ワンピース形式のロングドレスが正式。
襟元をあまりくらず、袖は長袖から7〜8分のもの。
ツーピース、スーツ、アンサンブルのスタイルでも良いが、同色同素材のもの。丈はノーマルから靴先が覗くヒール丈までの間で選ぶ。
ぜひ、ご参考にされてくださいね。
M&V for motherでお取り扱いのフォーマルロングドレスで、叙勲式にご利用頂いたドレスをご紹介します。
まずはこちらの正礼装フォーマルレンタルドレスL-56
レースの目が細かく肌の透け感も控えめで上品なフォーマルロングドレスです。
ウエストベルト部分のビジュー使いがワンポイント。
華美になりすぎず、清楚で上品な格式あるフォーマルシーンにふさわしく、レースの透け感があるのでお顔周りは暗くならず、お祝いの席に着ていただけるブラックドレスです。
次に、こちらも清楚なフォーマルさが人気の正礼装フォーマルレンタルドレスL-05
細かなシフォンプリーツが施され、袖と下半身に縦に視線が流れるラインが出来るのでスタイルよく見せてくれるフォーマルドレスです。
カッティングがとても美しく、着心地も軽やかです。
他にも、新作フォーマルロングドレスも続々入荷♪(ドレスのご紹介ページは出来上がり次第お知らせいたします!)
こちらは、レースとサテン生地の組み合わせが上品な、正礼装フォーマルレンタルドレスL-102
ゆるやかな裾広がりのラインが女性らしくエレガントです。
前後の上身頃の前面に裏地が入っているので、インナーウェアの露出も気になりません。
こちらも新作の正礼装フォーマルレンタルドレスL-103
同色のレースとビーズ刺繍をポイントに施した華やかさと格式を兼ね備えたアフタヌーンドレスです。
明るい寒色系のシルバーで、スッキリとエレガントにお召しいただけます。
ご試着は完全予約制ですので、フォーマルドレスに合わせたアクセサリーや小物のコーディネートもしっかりとアドバイスいたします。
ぜひ、お気軽にご試着にいらしてくださいね。